飲み会の続き

飲み会で出た宿題の調査結果を書いてます。

秋田の由来。秋の雲。

秋田ってなんで秋田っていうの? と人に、聞かれたので
「知らんけど、緯度が高いので、秋になっても田んぼに水張ってるから」
と適当に答えたけどめっちゃそれっぽい。

 

秋田という名前が付けられた明治期だと、農薬や二毛作二期作など、米作を取り巻く環境・条件が現在とかなり違うでしょうから、ひょっとしたら、本当に秋まで田んぼやってるのはこの地域だけだったのかもしれません(妄想)

 

裏取りしようと思って、各地方の稲刈り時期を調べてたんですが、
調べてる途中でなんか疑問に思ってきたんですよね。

https://ummkt.com/blog/3574


このサイトには、各都道府県の稲刈り時期とか書いてあって、一瞬なるほどと思うんですが、米の収穫時期って、年によったり、県の中でも場所によって全然違うような気がするんですよね。

米作りしてる友達ん家とかにいくと、地域でまとまって農薬撒いたりしていたので、一斉に作るとは思うんですけど、県単位じゃないですよね。県ごとの刈り取り時期、は信じていいのか微妙な気がします。


しっかし水田ってすごい発明ですよね。
水を張ってるから雑草も生えてきにくいでしょうし。
米粒は固いから、保存は効くし。

料理は、第二の消化器官とかいうけど本当そうですよね。
米を炊くっていう行為があるからこそ、米作る価値がありますもんね。
あんな硬いものを生で食べるような、物好きな生き物は少ないから、本当に圧倒的に保存が効く。
高床式倉庫だけで米を数千年守り切ったのすごい。そのわりになんで、僕の21世紀の煎餅が数日で湿気ってシケシケになるの?それを超えた21世紀の技術がぬれ煎餅なの?おいしいけど。


それにしても、科学も紙もない10000年前くらいに、
稲作システムをみんなして作り始めたっていうのがすごい。
「よし、この固い白い粒、たくさん作ってみようぜ。
このプロジェクトがうまくいったら、冬越しやすくなるかもしれない。
ただしその代わり、水引かないといけないから、みんなで大工事するから手伝えよな」
つって、ギャンブルプロジェクトに、志ある人達が集まって作り始めたわけですよ。祖先達すごすぎる。
そんな志あるやつが集まって何やらやってたら、その来歴書くだけで、宇宙兄弟とか八犬伝的な小説になっちまうよ。プロジェクトが失敗したって分かるの1年先だし、その時平均寿命30年しかなかったはずよね。


種蒔き時期には命がかかってる。ちょっと間違えたら村人沢山死んじまう世界だし、今年は寒くなるか暑くなるかも読めないといけない。そりゃ天文学も発達するし、念には念をで、春分秋分が分かるストーンヘンジ作ってしまうわ。


原始は毎日が生きるか死ぬかの世界だったわけだから、突然の稲作プロジェクトに、藁をもすがる思いで賭けたのかもしれない、稲だけに。

 


狩猟生活が終わって米作、そして、そこから生産余剰が生まれて貧富の差が生まれたことを考えると、金持ちが羨ましいなんて、ほんの2500年前から存在しかないことよね。だから、ちょっと出世しないとか、そんな最近できた序列のことで悩む必要ない。
それよか、美容資産問題の方が、減数分裂を始めた数億年くらい前からきっとある。
だから、そんな悩み忘れて壁画描けばいいんです、すきな壁画を。今ならPixivっていういい洞窟があるからそこに描きに行く。

 

もうそろそろ、みんな飽きた?困った?
あきたこまった?

 

それで「あきたこまち」やねんけど、あきたこまちは、米中に含有されるカドミウム量を減らすために品種改良しているらしいですよ。
品種名はなんと

あきたこまちR」

我々世代が、一部で実権を握ったことを感じるネーミングセンスでいいねー、稲だけに。


なんでも米を輸出する際、日本の土壌はカドミウム含有量が高くて、その影響で米に含まれるカドミウム量も高いそうです。
そのため「あきたこまち」輸出できないって、秋田は困ってたらしいんですよ、ギャグのようなほんまの話で。

ちなみにちょっと不思議なのは、下記3(2)にて
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/73119
あきたこまちR」は、「あきたこまち」と形質や品質に差がないため、産地品種銘柄を品種群として設定し、「あきたこまち」として表示できるように手続きを進めております。
とあるんですよね。

 

いやー、そうなん?味は多少違うんちゃうん?品種が品種群に切り替わったらアナウンスしたほうがいいんちゃうん?
むしろ、Cd低濃度っていう新機能アピールしたほうが売れるんちゃうん?

 

俺も、天候不順で雲が多い天候でも作れる、稲の品種名称だけは思いついた。
クラウド対応の「あきたこまち365」や。